院長ブログ

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2015.12.16

Ⅱ型糖尿病は外科手術で治ります?!

 近頃、当院でも、Ⅱ型糖尿病の患者様が増加傾向にあります。
人間は、老化が進むと、基礎代謝がさがります。つまり、若い20歳代では、寝ていても代謝機能が高いために、口から食べたものが、筋肉や脳、心臓の筋肉の働くカロリー源となって使われますが、40歳の後半になると、体のあらゆる臓器や生理機能がだんだんと衰えて、代謝機能が落ちてきます。つまりは、摂取したカロリーが使われなくなるのです。 
さらには、特に糖代謝のかなめである、膵臓から分泌される「インスリン」の量も次第に減少してきます。特に、アルコールを多量に飲用したり、ラーメンなどの脂質を多量に摂取してきた方や、食事や飲み物で砂糖や果糖、ブドウ糖などの糖類を多量に摂取して来られた方は、膵臓の疲弊やインスリン分泌量の低下が著しくなり、肥満や脂質異常症(特に、高中性脂肪症)、糖尿病が起きやすくなります。
糖尿病に関して言えば、「糖質制限食療法」や「総カロリー制限療法」などと共に、「運動療法(特に有酸素運動療法)」を実施することが、最初の治療のキモとなっています。
それでも、血糖値が下がらない場合には、各種のインスリンを膵臓から叩きだすお薬や、不足しているインスリンを作り出す製剤、あるいは、摂取したカロリーをあえて尿糖の形で尿中に水分とともに排出するお薬などが使われる時代になってきました。昔は、糖尿病といえば、治療法として、厳格な食事制限と厳しい運動療法さらには不足している「インスリン」を注射する方法しかありませんでしたが、医学や科学が発達した現在、多くの治療方法としてのチャンネルができました。
これらは、内科的治療による「糖尿病治療」ですが、この21世紀になってからは、アメリカやオーストラリアを中心として、外科手術で糖尿病を治療する方法が、現実にこの日本で実施されています。
四谷メディカルキューブの外科医笠間先生によって考案された「腹腔鏡下胃スリーブバイパス手術」が確実に糖尿病を治療する外科手術と言えます。この手術について詳しくお知りになりたい患者様は、どうぞ当院へお越しくださいませ。ネットのウエッブサイトで、「減量外科com.」でも情報がとれます。但し、現在のところ、健康保険の適応はありませんので、悪しからず。しかし、薬品代やインスリン代、診療費に比較すれば、3年で元がとれるお得な方法です。さらに、極度の肥満の方も、治ります!
ただし、糖尿病手術の可能な年齢は、原則として満65歳以下の患者様となっております。


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