院長ブログ

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2018.08.02

伝染性膿痂疹とヘルパンギーナが流行っています。

  今年も暑い夏を迎えております。皆さん、いかがおすごしでしょうか?
幼児や小児において、今、伝染性膿痂疹とヘルパンギーナが流行しています。
伝染性膿痂疹(いわゆる「とびひ」です)は、虫刺されや汗によるかゆみやあせもやらをきっかけにして、
ドライスキン傾向のある方に、かゆいところを掻くという行為が加わって、起こる皮膚疾患です。
とにかく、この時期は、よくお風呂にはいることと、石鹸を使って、泡立てて、こすらずに、体をあらうことが、
基本となります。あとは、かゆい場所や部位を掻かないこと、あるいは、そのかゆい場所をよく冷やすこと
が大切です。
一旦、皮膚疾患がおこってしまうと、やっかいです。放置しないで、迅速に医師に見せてください。
皮膚の消毒をして、とにかくも痂疲(かさぶた)をきれいに作る治療を行ないます。

ヘルパンギーナは、咽頭にできる赤いブツブツやら咽頭の潰瘍です。原因は、ウイルスです。
罹患して、3~7日が山場です。予防するには、充分な手洗い、歯磨き習慣と咳嗽(うがい)の励行です。
夜間帯のエアコンの温度設定で、部屋を冷やしすぎないことが大切です。

2017.08.02

どうも今のⅡ型糖尿病治療は間違っている?!

  世の中のⅡ型糖尿病の医師による治療特に食餌療法指導は、
日本では、どうも世界の流れからは、取り残されているように思えます。
カロリーコントロールも大切ではありますが、なによりも、糖質コントロールをすべきでしょう、と思っています。
先天的もしくは、感染症などでインスリンが膵臓から出なくなったⅠ型糖尿病では、インスリンは必須の治療薬です。
しかしながら、後天的なⅡ型糖尿病の患者様は、インスリンが枯渇していない状態が確認できたら、
まずは、充分な糖質制限をすることが必要だと考えています。
ところが、日本人は、お米を主食にするために、確かに糖質制限は、なかなかシビアです。
特に関西人にとっては、お米や麺類、小麦粉、砂糖をやめるのは、つらいことでしょう。
でも、肉や卵、魚、チース、糖分を含まないヨーグルト、豆腐などの大豆製品が主体と考えればいいのです。
カロリー制限をすると、脂質コントロールをされるので、
老化と共に、認知症がおこってきやすくなります。これは、脳細胞での脂肪の不足が原因と考えられているのです。
ガン患者では、糖質をとると、再発や他の臓器への転移、リンパ節転移が起こりやすくなるのです。
なにせガン細胞は、ブドウ糖を多量に取り込んで、細胞を異常増殖するからです。
まずは、医師の元での、正しい糖質制限が大切です。一度、当院で指導を受けてみませんか?

2015.12.16

Ⅱ型糖尿病は外科手術で治ります?!

 近頃、当院でも、Ⅱ型糖尿病の患者様が増加傾向にあります。
人間は、老化が進むと、基礎代謝がさがります。つまり、若い20歳代では、寝ていても代謝機能が高いために、口から食べたものが、筋肉や脳、心臓の筋肉の働くカロリー源となって使われますが、40歳の後半になると、体のあらゆる臓器や生理機能がだんだんと衰えて、代謝機能が落ちてきます。つまりは、摂取したカロリーが使われなくなるのです。 
さらには、特に糖代謝のかなめである、膵臓から分泌される「インスリン」の量も次第に減少してきます。特に、アルコールを多量に飲用したり、ラーメンなどの脂質を多量に摂取してきた方や、食事や飲み物で砂糖や果糖、ブドウ糖などの糖類を多量に摂取して来られた方は、膵臓の疲弊やインスリン分泌量の低下が著しくなり、肥満や脂質異常症(特に、高中性脂肪症)、糖尿病が起きやすくなります。
糖尿病に関して言えば、「糖質制限食療法」や「総カロリー制限療法」などと共に、「運動療法(特に有酸素運動療法)」を実施することが、最初の治療のキモとなっています。
それでも、血糖値が下がらない場合には、各種のインスリンを膵臓から叩きだすお薬や、不足しているインスリンを作り出す製剤、あるいは、摂取したカロリーをあえて尿糖の形で尿中に水分とともに排出するお薬などが使われる時代になってきました。昔は、糖尿病といえば、治療法として、厳格な食事制限と厳しい運動療法さらには不足している「インスリン」を注射する方法しかありませんでしたが、医学や科学が発達した現在、多くの治療方法としてのチャンネルができました。
これらは、内科的治療による「糖尿病治療」ですが、この21世紀になってからは、アメリカやオーストラリアを中心として、外科手術で糖尿病を治療する方法が、現実にこの日本で実施されています。
四谷メディカルキューブの外科医笠間先生によって考案された「腹腔鏡下胃スリーブバイパス手術」が確実に糖尿病を治療する外科手術と言えます。この手術について詳しくお知りになりたい患者様は、どうぞ当院へお越しくださいませ。ネットのウエッブサイトで、「減量外科com.」でも情報がとれます。但し、現在のところ、健康保険の適応はありませんので、悪しからず。しかし、薬品代やインスリン代、診療費に比較すれば、3年で元がとれるお得な方法です。さらに、極度の肥満の方も、治ります!
ただし、糖尿病手術の可能な年齢は、原則として満65歳以下の患者様となっております。


2015.01.15

明けましておめでとうございます。

 患者の皆様、ご利用者の皆様、そして患者様を介護されている皆様、明けましておめでとうございます。
本年も何卒、当浅野クリニックを宜しくお願いいたします。
 さて、新しい年になり、早々と新しい患者様がご来院されておりますが、中には緊急手術が必要な患者様も遠いところからいらっしゃいました。
 健康を失った方にとっては、健康を一日も早くとりもどすことが、大切です。
また、慢性疾患の患者様は、食事や運動、減量、禁酒、禁煙などで1錠でも少ないお薬で体調の維持をされますことを、この年頭に際して、祈念いたす所存でございます。
 この大阪では、1月9日から11日までの間の賑やかな「十日戎」が終わって、やっとこさ、1月になったという感触があります。
 ところが、WHOや米国CDC感染症疾病管理センターの情報では、この1月12日以降に、「インフルエンザの流行期」に入るという事前予測がなされており、患者様の動向からみて、今年もこの予測が正しいのかなと感じている今日この頃です。
 このブログを書いている1月15日も雨が降ってはおりますが、風も強く、気温は約7℃程度です。どうか、皆様、外出後には、「うがい、手洗い、歯磨き、顔面の洗浄」をしっかりと実施して頂いて、インフルエンザを予防いたしましょう。また、充分な睡眠やたんぱく質やビタミンの豊富な栄養を摂取されることも大切です。
 では、皆様、今年もお元気にお過ごし下さいませ。

2014.04.07

アトピー性皮膚炎の漢方軟膏が・・?

 近頃、横浜市の診療所で、中国人医師(?)の手により調製されていたとされていた「漢方軟膏」にステロイド製剤が混入していたとのことで、通院しておられた患者さんらが、大混乱を起こしているとの報道を知りました。たった5gが、¥4,000-もする軟膏って・・
 またしても、「アトピービジネス」がみつかりましたね。「アトピービジネス」とは、「アトピー性皮膚炎」はステロイドを使用しなくても、「ある薬品」や「方法」あるいは「こういう特殊な食事」で良くなりますよという「商売」です。
 現在、アトピー性皮膚炎に対しては、「診断ガイドライン」や「治療ガイドライン」があり、ちゃんとWebサイトにも掲載されています。
 「ガイドライン」の中味には、正しいスキンケアが大切なことや入浴や皮膚洗浄などで皮膚をきれいにすることが最も基本になること、適切な強さと量のステロイド軟膏を使用すること、免疫抑制作用のある軟膏への切り替えや、時として免疫抑制剤の使用をすること、アレルギーに対する抗アレルギー製剤の使用をベースにすることや生活空間や居住空間におけるダニおよびダニの死がいなどに対する「抗原除去」の大切さなどが事細かく記載されています。
 つまり、「アトピー性皮膚炎」に対しての基本治療薬は、石鹸を使用した「正しいスキンケア」、そして「抗アレルギー剤」と「ステロイド軟膏」そして「皮膚浸潤剤」が基本であるということです。
 ステロイド軟膏の選択や使用量は、皮膚の薄弱化や感染をおこしやすくなる、ステロイドによる脱色などの副作用があるため、なかなか難しいのも現実ですが、患者様とともに医師はその皮膚炎の状況を時々刻々に観察しながら、治療を進めていきます。
 まずは、皮膚の炎症による「赤み」や「かゆみ」があるときは、恐れずに医師の指導のもと、正しいスキンケアをしながら、「ステロイド軟膏」と「皮膚浸潤剤」を使用されることが大切です。
 現在では、補助療法として、「酸性水での皮膚洗浄」や小腸における免疫抑制という観点からの「乳酸菌」服用療法なども一部では試験的に実施されていますが、まだまだ臨床例が少ないために、ガイドラインには掲載されていません。
 「正しいスキンケア」の基本は、「熱い温度での入浴は避けて」、「石鹸を使用して体を洗うこと」、「ごしごしと皮膚をこすり洗いしないこと」、「入浴や皮膚洗浄後は、アイスノンなどでよく冷却すること」「その後に保湿剤などを塗る」ということです。
 世の中の「アトピービジネス」はいろいろとあると思いますが、一部の患者様が上手に治ったというものには、多くが「ステロイド」ならびに「ステロイド前駆体」「ステロイド類似物質」が絡んでいることが多いと思います。また、ステロイドとは無関係で、一時は良くなったという治療法もあると聞いていますが、なかなか完全な「コントロール」ができていないというのが、現実からみた医師としての印象です。
 正しい知識で、適切な治療を行なうことや、面倒がらずに根気よく医師に診療を受けることが大切です。
 


 
 

2013.12.25

水痘と肺炎球菌の予防接種の定期化

12月24日、政府は、小児用の「水痘(水ぼうそう)」のワクチン接種と高齢者用の「肺炎球菌」のワクチン接種を「定期接種」に加えることに決定した。
 小児の「水痘」ワクチンは、多くの自治体で、「無料」で受けられる見通し。来年(平成26年)秋から実施を目指す。
対象は1~2歳で、6か月以上の間隔で、2回接種することになる予定です。
 一方、高齢者用の「肺炎球菌」ワクチンは、65歳以上が対象で、最初の5年間は、65歳、70歳、75歳など、5年刻みとして、5年間に1回接種できるようにする。こちらの接種費用は、多くの自治体で、一定の自己負担が求められる見通しである。

2013.12.13

寒くなりましたね。冷え症対策は・・

この2~3日で、日本列島もすっぽりと、冷蔵庫の中に入ったような「寒さ」に覆われています。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?「こたつ」が恋しい季節ですね。
この季節、「冷え症」の女性は、特に悩みますね。


こんな時、オススメなのが、冬の味覚の王者である、「ふぐ」や「たら」の「白子(精巣)」です。
鍋物によし、蒸し物によし、煮てよし、焼いてよしの万能選手です。
ビタミンEの宝庫ですが、プリン体という「尿酸のもと」が多いのが欠点です。
しかし、脂溶性ビタミンは、なかなか食事から摂りづらいので、冬のオススメの食品のひとつです。
大阪市内では、まだ「インフルエンザ」は流行していませんが、「ノロウイルス」などの感染性胃腸炎は
それなりに幼児・小児を中心に、流行っています。

あたりまえのことですが、外出後は「うがい」「手洗い」「洗顔」「歯磨き」は、是非とも実行してくださいね。
「歯磨き」は、意外にも、かなり効果的ですし、口の周りの「洗顔」もかなりの効果があります。

充分な「睡眠」と室内温度を20℃以上にする、さらに湿度を60%程度まで上げておくことが、
カゼやインフルエンザの予防の第一歩です。
まだまだ、「寒さ」はこれからが「本番」です。

予防接種も受けておいて、損はありません。免疫が完成するには、約1か月ほど掛かると言われています。
「肺炎球菌」も怖いですよ。特に、幼児や小児、気管支喘息のある方、心臓病のある方、高齢者は、注意を要します。
この「肺炎球菌」に対しても、ワクチンがあり、「幼児・小児用」と「成人用」がございます。
成人用は、5年間程度の効果が期待できますので、高齢者には特にオススメいたします。


街には、「ジングルベル」や「ホワイトクリスマス」「ハレルヤ・コーラス」が流れるようになりました。
佳き「クリスマス」を、佳き「お正月」を、お迎え下さいませ。

2013.10.30

小児用肺炎球菌ワクチンが変わります。

 肺炎球菌は、小児感染症の主要な起炎菌のひとつであり、肺炎球菌感染症は髄膜炎、菌血症、菌血症性肺炎などの侵襲性肺炎球菌感染症や中耳炎などの非侵襲性肺炎球菌感染症まで多岐にわたる感染症を引き起こす原因菌となります。
特に、肺炎球菌性髄膜炎は、幼児期や小児期の子供達にとって、重篤な急性疾患であり、ワクチンの普及前の日本では、毎年約200人の子供たちが罹り、尊い命が奪われたり、後遺症に悩まされてきました。

この肺炎球菌に対して、現在、日本を始め、多くの先進諸国では、積極的にワクチン接種を実施しております。
このたび、日本で使用されるワクチンが肺炎球菌の7種類対応のもの(7価)から13種類対応のもの(13価)へと変わりました。

今まで以上により一層、対応する範囲が拡がりました。

どうぞ、かわいいお子様(ただし、6歳以下に限ります。)にお早目の接種をしてあげて下さい。

2013.10.09

これからの重要な疾患について

21世紀もすでに13年が過ぎ去った今、京都大学の山中教授をはじめとして、多くの医学者達は、今までの治療法では解決できなかった疾患に対して、細胞レベルを再構築するという手法で、新しいかつ安全な治療を行おうとしているが、精神疾患以外で、今後の重要な疾患として注目すべきは、「糖尿病、肥満症、ガン、慢性閉塞性肺疾患、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎」が挙げられると思う。

この中でも「糖尿病」と「肥満症」は今まで行われてきた栄養管理や食事指導、運動療法指導などの内科的な方法から、「内視鏡による胃スリーブ形成切断術」と「ルーワイ吻合再建術」の併用術に変わっていくように思われる。内科的なアプローチから外科的なアプローチへの発展である。

実際、肥満症の多い「アメリカ」では、もはや、B.M.I.が37.5以上の患者で、HgA1cが8.0以上の患者には、まず、上記のような手術が第一選択となっているのである。昔、大関をしておられた「小錦」さんもこの手術を受けられた。その結果、104kgの減量に成功しておられる。

悲しいかな、現在、日本では、この一連の手術には、「健康保険」の適応がない。さらには、この手術を内視鏡で実施している医師は極めて少ないのである。ただし、この手術の達人は存在しておられるし、実際に多くの手術症例ももっておられる。大阪には、その弟子さんがいるらしい。一度、お会いしてみたいものである。

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クリニックはお休みです。
予めご了承下さいませ。
8月のお盆休みは、8月11日から
15日までの間です。
8月16日木曜日からは、通常診療
態勢に戻ります。
 

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