院長ブログ

2017.08.02

どうも今のⅡ型糖尿病治療は間違っている?!

  世の中のⅡ型糖尿病の医師による治療特に食餌療法指導は、
日本では、どうも世界の流れからは、取り残されているように思えます。
カロリーコントロールも大切ではありますが、なによりも、糖質コントロールをすべきでしょう、と思っています。
先天的もしくは、感染症などでインスリンが膵臓から出なくなったⅠ型糖尿病では、インスリンは必須の治療薬です。
しかしながら、後天的なⅡ型糖尿病の患者様は、インスリンが枯渇していない状態が確認できたら、
まずは、充分な糖質制限をすることが必要だと考えています。
ところが、日本人は、お米を主食にするために、確かに糖質制限は、なかなかシビアです。
特に関西人にとっては、お米や麺類、小麦粉、砂糖をやめるのは、つらいことでしょう。
でも、肉や卵、魚、チース、糖分を含まないヨーグルト、豆腐などの大豆製品が主体と考えればいいのです。
カロリー制限をすると、脂質コントロールをされるので、
老化と共に、認知症がおこってきやすくなります。これは、脳細胞での脂肪の不足が原因と考えられているのです。
ガン患者では、糖質をとると、再発や他の臓器への転移、リンパ節転移が起こりやすくなるのです。
なにせガン細胞は、ブドウ糖を多量に取り込んで、細胞を異常増殖するからです。
まずは、医師の元での、正しい糖質制限が大切です。一度、当院で指導を受けてみませんか?

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